護摩と秘儀、心の火を灯す作法🔥

どうも、蓮照です。近畿の山奥から、いつも皆さんの心の平穏を祈っています🙏。最近、少し専門的な質問をいただくことが増えてきました。「和尚の護摩って、他の修行とどう違うんですか?」ってね。

仏教や道教には、目に見えない力を借りて心身を整えたり、悟りへ向かうための様々な秘儀があります。今日は、その中でも特に深いキーワードをいくつか、私の護摩の視点から紐解いてみましょう。

まず「灌頂(かんじょう)」という言葉。これは密教でよく使われる言葉で、師から弟子へ教えや資格を伝える儀式のことです。頭に水を注ぐことで、仏様の智慧を授かったり、継承者としての自覚を促す大切な作法。これは、ただ知識を教えるのではなく、その人の魂に直接、仏の力を注ぎ込むイメージです。私の護摩も、炎を通じて皆さんの心に不動明王の「断ち切る力」や「守る力」を直接注ぎ込む、ある種の「火の灌頂」だと感じています。

次に「内丹術(ないたんじゅつ)」。これは道教の修行法で、体内に不老不死の霊薬(丹)を作り出すことを目指します。体内のエネルギー(気)を練り上げ、心身を浄化し、究極的には宇宙と一体化しようとする、壮大な自己変革のプロセスです。これを聞くと、なんだか難しそうに聞こえますが、実は私たちが日々行う「呼吸法」や「瞑想」も、この内丹術の入り口なんです。護摩の炎を前にして、雑念を払い、ただ炎を見つめる時間は、まさに体内の気を整える静かな修行の時間になりますよ。

そして「斎醮(さいしょう)」。これは道教の祭祀儀礼のことで、神々に祈りを捧げ、厄災を避けたり、福を求めたりする儀式です。天上の神々や仙人との交信を試みる、非常に荘厳な作法ですね。私の護摩も、形式は違えど、根本にあるのは同じです。炎を通じて、不動明王という強い味方に願いを届け、場の「気の重さ」を鎮め、皆さんの人生の節目を整える。つまり、火を媒介にした一種の「鎮魂と祈りの儀式」なんです。

これらの秘儀に共通するのは、「外側の形式」よりも「内側の変容」を重視している点です。頭で理解するのではなく、体と心で受け取り、自分自身を変えていく。それが修行の醍醐味です。

もし今、何かを断ち切りたい、新しいスタートを切りたいという方がいたら、ぜひ護摩の炎を眺めに来てください。言葉はいりません。ただ座って、その火の力を心で感じてみてください。きっと、あなたの心に新しい火が灯るはずですよ😊。

またいつでもお話ししましょう。合掌。

執筆者プロフィール

蓮照(れんしょう)和尚(50代以上・カウンセリング)

拠点:近畿地方の自宅兼山寺(小さな古い護摩堂がある)
人物像:声は低く、笑うと柔らかい。相談者の話を遮らず、最後に短く要点だけ返すタイプです。
得意な空気:重さを“火でほどく”。人の背中を押すより、まず肩の荷を降ろさせます。

専門分野: 護摩(息災・増益・調伏の作法を状況で使い分け) 不動明王信仰(守り・断ち切り・決断) 厄年・厄払い、方除け 仕事・勝負事の祈願(節目の整え) 場の浄化(家・店の“気の重さ”の鎮め)

執筆スタイル: 文体:短文×断定。炎のように“余計を燃やす”文章。
比喩:火、煤、灰、芯、息。
構成:現状の痛み→“執着の核”→行(実践)→一行の誓いで締める。
「燃やすのは相手ではありません。迷いです。迷いが灰になれば、足は前へ出ます。」

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