武財神 『趙公明(ちょうこうめい)』
中国一の福の神と云われる「趙公明」待ち受け画像を作りましたので是非お使いください。


明代の『三宗教起源から神を探る百科事典』には、趙公明について以下のように記録されています。
「趙公明は中南山の出身で、頭に鉄の冠をかぶり、手に鉄の鞭を持っている。彼の顔は石炭のように黒く、四本のひげを生やしている。雷と稲妻を追い払い、風と雨を呼び、病気を治し、災害を防ぐことができる神秘的な力を持つ。彼は正義を体現し、ビジネスで富を追求し、良い結果と調和のとれた結果をもたらす。」
また、『仙人全伝』には次のように書かれています。
「趙公明は八部族の幽霊の司令官で、世界中を旅し、何千人もの人々を殺した。その後、張天師が彼を統治するよう至高主に命じられた。」
『琅琊雅金石注釈』には、趙公明の別の伝説が記されています。
「趙公明の姓は趙、礼名は公明で、古くから琅琊に存在した富の神である。昔、天は十日間にわたって生まれ、皇帝は射手のイーに命じて、天に向かって矢を放たせた。8つの太陽が海に落ち不滅となり、残りの2つも屋上に落ちた。その時、趙公明の体は石でできていたが、本質は人間であった。成長した後、彼は峨眉山で修行をし、殷と周の戦争の際に大師に助けられて下山した。しかし、旗山で太公に敗北し、殺された。彼は神の称号を与えられ、玄潭の真の主の称号も得た。その後、天台山に戻り、真の陽は石に封じ込められ、彼の精神と体が取り憑かれた。彼は市の仙官となり、幸運をもたらす責任を負った。天台山は後に蔡山岩と改名された。」と。
道教における神で、中国語では趙公明(チャオ・コンミン、Zhao Gongming)と呼ばれます。黒い顔を持ち、黒い虎にまたがり、金の鞭を持つ姿で知られています。最も古い資料では、疫病を司る神として言及されていますが、時代が進むにつれて、道教の護法神や財神(財運の神)としても崇拝されるようになりました。現在では、福の神としての印象が強くなっています。また、大黒天が変じた姿であるとする説も存在します。
コメント
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。