陰陽道とは

陰陽道とは

陰陽道（おんみょうどう、おんようどう、いんようどう）は、陰陽五行思想を起源として、天文学や暦の知識を駆使し、日時や方角、人事全般の吉凶を占う技術です。陰陽道は、古代の中国で生まれた自然哲学思想であり、日本で独自の発展を遂げた呪術や占術の技術体系である。陰陽道に携わる者を陰陽師と呼び、陰陽寮に属し六壬神課を使って占いを行い、除災のために祓（はらえ）をする者全てが陰陽師と呼ばれるようになりました。

陰陽道は、陰陽五行思想を起源として、古代の中国で生まれた自然哲学思想であり、日本で独自の発展を遂げた呪術や占術の技術体系です。ですので韓国にも同様の文化があり、巫堂（ムダン）と呼ばれる密教が多くの大衆に支持されています。

韓国の祈祷師「巫堂（ムダン）」

巫堂（ムダン）は朝鮮半島の民間信仰の祈祷師で、女性が多く活動しています。彼らは霊を降ろして死者や神の言葉を伝え、病気の回復や悪霊のお祓いを行います。巫堂は特定の宗教施設に所属せず、個々で活動しています。彼らは古い神を信じるだけでなく、仏教や道教、キリスト教の神も信じることがあります。現代でも巫堂は朝鮮半島で重要な役割を果たしています。

符籍に祈祷を行い霊力を込める

韓国の巫堂も悪霊お祓いのために「霊符」に祈祷をし、霊力を込めそれを配布します。韓国では霊符とは言わず「符籍（プジョク）」と言われております。基本的には中国同様、黄色い韓紙（ハンジ）に、赤い象形文字で描かれます。日本のお守りと比べると、かなり霊的な部分が強く、有名な巫堂に書いてもらうと1枚数十万円~数百万円のものも韓国にはあります。